総義歯のメリット
当院の入れ歯治療について
当院では、大阪府の諏訪兼二先生が提唱した入れ歯理論に基づいた「ピタッとくっついて快適な入れ歯」を提供しています。
これは良い入れ歯の条件です。
義歯安定剤を使わず、ピタッと口から落ちない入れ歯は気持が良いものです。 また、噛んでも痛くなければ、安心して美味しく食事ができます。美味しく食べて健康に!
総入れ歯がピタッとして、口から落ちないのは、口腔粘膜と入れ歯の間で生じる唾液の表面張力によるものです。あたかも水のついたコースターがコップについて持ち上がるのと同じ原理です。
入れ歯が粘膜にピタッとくっつくためには、入れ歯と粘膜の間に強力な唾液の表面張力が必要です。 その為には、入れ歯と粘膜の隙間を限りなく少なくすることです。
安定した入れ歯は1kgの金の延べ棒をぶら下げても落ちることはありません。その為に、粘膜の形を変形すること無く、正確に型どりする事が必要です。また、噛んで痛くない入れ歯に必要な要素は咬合です。
ヒトには習慣的に噛む位置、習慣性咬合位と、顎関節の顆頭安定位で咬合する中心咬合位とがあります。総ての人工歯が均等にあたるような咬合する事により、噛んだときの痛みは無くなります。
多くの歯科医師が「総入れ歯は難しい」という理由は、総入れ歯は柔らかい組織にくっつける必要があるからかもしれません。また、人工の歯を並べるときに参考にする天然の歯もないことから、部分入れ歯とも異なってきます。
診断のポイント
診断のポイントは、骨の量と粘膜の状態をみることです。粘膜にフラビーガム(上顎前歯部に多発する、顎堤がこんにゃく状になる)があるかどうか、粘膜を指で押さえて痛みがあるかどうか、昔の入れ歯の大きさ、噛み方、骨の形態などもよく観察します。フラビーガムや痛みがある部分は、噛んでも圧力がかからないようにします。
治療費について
レジン
費用:40万円~
コバルトクロムプレート
保険の入れ歯と比較し、およそ半分の薄さで、耐久性に優れております。
温度が感じられ、レジンのものと比較し快適な食事、装着感が期待できます。
費用:50万円〜
チタンプレート
生体親和性のある金属でアレルギーの心配が非常に少ないです。
温度が感じられ、レジンのものと比較し快適な食事、装着感が期待できます。
費用:60万円〜